青春のすべて 

わたしにとってこじだいは、だいご担だった数年間のあの濃い青春のなかのすべてで、こんなタイトルをつけたくなった。こじだいはこれからも続いていくんだけれど、なんとなく区切りだから、なんか思い出したくなったので、わたしの青春のすべてを思い出してみようと思います。

 

 

 

2015年夏、焼け野原だと言われていたあのとき、舞台少年たちの案内メールがきたときのことは今でも鮮明に覚えてる。少年たちを初めて観たとき、あのすごく有名な、先輩な、こうじくんと、だいごがあんなふうに並んでやってる、だいごすごい、とすごく思ったこと。本人たちもたまにこの2015の夏を振り返ってくれて、立ち会えてよかったと思う。あのときだいごが想像以上にやばかったことも、最近知った。とにかくわたしは、命を削って夏を駆け抜けたこのこじだいが本当に、本当に大好きだった。それまではなんとも思っていなかったし、なにきんのうちあの3人が残って、どうする?大丈夫なの?という気持ちのほうが大きかった。とうまくんがいなくなったときは、5人でって思えていたけど、3の時点ではそんなこと、思えてなかったな。あの頃のだいごは、一人では立てていなかった、こうじくんと龍太くんに、両脇で支えてもらっているように見えた。

あのRivalの熱量に、勝てるものなんてどこにもないと、本気で思う。いや、勝ち負けではないか、特別だったから。本当にすごかった。命懸けだった。あの赤と青がだいすきだった、あの身長差が好きだった、歌もこうじくんのほうが上手かった、でもだいごの熱量はすごかった、そういう、そういうところがすごく好きだった。こうじくんはだいごに足りないものをたくさん持ってる人だった。でもそうやってこう、こうじくんに食らいつく、そういうだいごが大好きで、2015夏のこじだいはやっぱり特別だった。

 

こしだいのことが大好きだったけど、あくまでなんとなくレアな、感じに思ってた。ふたりで先頭やってることには変わりないけど、龍太くんを間に挟んでいるのがわたしのなかのこじだいだったように思う。つかず離れず、お互いばちばちに意識はし合って。でもふたりでご飯とかいくなんて考えられなかった。そういうところが好きだったけど。

 

まぁこじだいのことは大好きなんだけど、だいごくんとこうじくん、で考えると、わたしはわりとこうじくんを睨んでた時期が多かったなとも思う。反省は…してないかな(笑)それも青春じゃん許せ。何をするにもだいごはこうじくんと比べられて、なんでこうじくんじゃなくてだいごがセンターなの、みたいな、なんでエースと言われるのがだいごなのって、よく言われてたし。(まぁわたしがエゴサをしすぎていたのもある)ジャニフワのとき、やっとこうじくんの努力が報われて、みたいに言われてたときはまじで、ずっとやるせなかった。報われるってなんだよ、そんなにえらいのかよって思ってた。毎回、公演の案内メールがきて、だいごがトップクレジットであるのを見るたびに安心して、うれしかった。わたしにとってこうじくんはめちゃくちゃライバルだったし、めちゃくちゃ意識してた。こうじくんにちょっと仕事がくるだけで疎ましかった。こうじくんが少し前にいくだけで、だいごが認められない気がして焦ってたな。認められるたびに安心して、自分も肯定されたような気持ちになってた。わたしも若かったな〜

 

でも、いつからだろ、あんまりそんなことも思わなくなった。いつ、具体的にどういう言葉を発していて、とか、覚えていることも記録することもしていないからぼんやりだけど、だいちゃんが成人したら飲みに行こう、という世界からの、本当に飲みに行ってしまった世界があったし。「こうちゃん」「だいちゃん」の世界があって。おれらは関西ナンバーワンコンビやで!みたいな世界、お互いはライバルだと話す世界。ふたりでエレショをする世界。焼け野原なんて言われた関西が、ここまでになったこの数年間は、こじだいの関係性が大きくなって、こじだいが地球になった数年間じゃないですか。地球になっていくごとに、わたしの心も柔らかくなったし、康二担がめちゃくちゃだいごのこと好きになってくれるようになったしわたしも康二くんのことすごく、知らない間に大切な人になっていたし。

 

わたしはだいごくんのこと、世界で一番かっこいいアイドルだと思っていて、それは今でも、パフォーマンスにおいて、魅せ方においてだいごが一番、圧倒的だと思っていて。だからなんとなく数人でパフォーマンスすると浮いてしまう、圧倒的すぎて、浮いてしまうけれど、こうじくんといるときは浮いていなかった。やっぱりこうじくんじゃないと、浮いちゃうって今でも思う。それでも、やっぱりふたりは同じユニットになる人ではなくて。なにわ男子ができたとき、なんで、とは思わなかった。こうじくんの隣にいるだいごが好きだったけど、同じユニットになるふたりではなくて。でも、なにわ男子だけユニットがある状態で、このままこうじくんが関西にいて、このままでいたらどうなるんだろう、どうしようってずっと思ってた。気まずいし、MC回してもらって、なにわ男子に話を振ってもらって申し訳ないし、あんなになにわ男子が推されている中で、挨拶はこうじくんがするし、一体どうしたらいいのか、なにわ男子ってなんなのか、るたこじって、こうじくんってなんなのか、ずっとモヤモヤしてた。るたこじがいないとMC回らないよ、なにわ男子は調子乗ってるんじゃない?喋れよ、とか、るたこじがいないほうがなにわ男子がのびのびしてるとか、そんな論争悲しいじゃん、ちがうやん、寂しいじゃんそんなの。大好きなメインやこじだいの思い出が、他の色で塗りつぶされそうだった。

 

今回、こうじくんがすのに入ることになって、寂しくて寂しくて仕方がなかったけれど、すごく安心した。これでいい、とすぐに思えた。これで本当に、こうじくんとだいごは同じスタートラインに立ったんだと思う。ちがうユニでも、ちがうユニだから。タッキーはこじだいの素晴らしさなんて知らないと思うけど、わたしは、この人事によって、いろんな人の決断と覚悟によって、大好きなこじだいが守られたような気がした。ここで一区切りついたことで。だから、やっぱり、よかった、と思うし、むしろ序列的にはすののほうが上なので、追い越したなこんにゃろーーーーーー!!という気持ちもあるし。よかったなって、本当に思う。

 

るたこじがいなくて、誰がMC回すの?なんてほざいてるなにわ男子のおたくは、毎日静電気で苦しんでほしいと心の底から思ってる。そんなことのためにふたりはいたわけじゃない。大事な関西という箱を乱さないでというあなたは、明日お腹を壊せばいい。彼らには彼らの人生があって、彼らの人生はわたしたちのものではなくて、わたしたちの安心や、理想のためにあるわけでもないし、彼らの決断はただただ彼らの幸せのためのものだから。だから絶対に邪魔したくないし、しないでほしい。邪魔するくらいなら離れればいい。

 

西と東に別れることになるこじだいは、これからも続いていって、きっとお互いがお互いの支えに、ライバルに、これからもなり続ける。どちらも負けないでほしいし、どちらも勝ってほしい。二人とも、誰よりも幸せになってほしい。どういうところが好きかと言われたら分からないけど、とにかく大切すぎるこじだい、こうじくんとだいごくん、ふたりが真ん中にいる関西Jrが、わたしはこれからも永遠に一番好きで大切です。たくさん頑張ってくれて、本当にありがとう。頑張ってくれたふたりが大好きだ。これからは、何十人ものために頑張ろうと思わなくていいよ、自分たちのためだけに力を注いでほしいです。今は向かい風のほうが強いかもしれないけれど、それは本当にただの風だから、風はいつかやむから、辛いことや困難は絶対にいつか去っていくものだから。幸せでいてね。

 

今までありがとう、これからのこじだいも、本当に本当に楽しみです。わたしは、こじだいが、だいすきだ!こじだいは地球!!!いつかまた、交点の先でふたりが出会うまで、わたしもふたりに負けないくらいいい人生を送ってみせるよ!じゃあね!またね!!!!