空言のオーケストラ

夢のアイランドがおわってしまってから1週間くらい経ちました。この電車にのって、わたしは京セラへ、関西Jr.を観に行ったなあ、などと、感慨深くなったり、毎日、「結局僕らは夢を追いかけた」が頭を駆け巡ったりしています。

 

最終日の帰りにここで死んでもいいなと思っていた。冗談とかじゃなくて本気で。ここでだれかに殺されても、いま上から物が降ってきて直撃しても。わたしの人生はほんとうに幸せだったと思えた、そんな時間だったな。

 

夢?でもなかっただろうと思う、京セラでのコンサートなんて、夢でもなかったんじゃないかと。関西Jr.で京セラでコンサートすることがぼくたちの夢です!なんて、本気でみんながそんなこと思っていた時期なんかあったかよ。そんなこと、考える余裕なかっただろう。少なくともわたしはなかったよ!そんなの思ったこと。ドームでやりたいなんてことは、ある程度未来に希望があることを自ら確信を持った若いグループが言うもんなんだよ。関西Jr.で、関西Jr.というこの集団で、京セラドームでコンサートをやりたいなんてそんなこと。そんなことあるのかよ。もうそれがいまや過去の思い出になったんだから。いまだによく分かりませんが…

 

2018年、ジャニーズWESTがデビューしてからはじめて行われた大阪城ホールでの公演。あのときも、ほんとうにすごい、ほんとうによく頑張った、とたくさん思った。はじまる前も、公演中も、終わってからも、メインちゃんたちがほんとうに頑張ったな、よく頑張ってくれたな、とすごく思った。あの体制の関西Jr.が城ホで公演をすることが、めちゃくちゃに意味のあることだったし、すごいことだった。

 

一年後のあけおめで色々なことが終わり、2019年、みんなそれぞれがいろんな方向に向かって走っていっていた。おたくも走り回ってたな(笑)お疲れさまです。ほんとうに。楽しそうでみんなが羨ましかった。

 

わたし自身は正直、まちけんのこうじくん最後の出演を外に見に行ったあの日から、ずっとそこから動けずにいて。メインちゃんがだいすきだった気持ちも、こじだいがだいすきだった気持ちも、少年歌舞伎のあのメンバーに勝手に「キューティクルボーイズ」と名前をつけ、未来を空想していたことも、みちえだくんがいつか、フォトセの1番を担うようになるのを見たいんだという気持ちも、なにわができたときのあの空気も、まぁあれはもはやトラウマだけど(笑)、これらの厄介なすべてを、ひとつも上書きできないまま、京セラにいった、のが、2020年の1月

 

10年以上通っている京セラドームに、関西Jr.をみにいく、ということの信じられなさが永遠にすごい。何度でもいっちゃう、すごい、、、、。OP、元気をあつめるだいごくんが世界でいちばんエモかったです。まじであなたが真ん中のこの関西Jr.が京セラに立つということがここでいちばん重要だ。どれもこれもたのしすぎる多幸すぎるステージをみながら、たくさんびっくりしたり、キャーキャーしたり、みちえだくんがかっこよくて泣いたりしました。

 

さいごのさいごの新曲をききながら、ここにいる子達は、いろんなことがあっても結局、ここで夢を追いかけようと決めてくれたひとばかりだなあと思って。それと同時に、ここを去って、別の場所で夢を追いかける選択をしたひとたちのことを何人も思い出してた。それはわたしが特別すきだったひとじゃないひとも含めて。わたし自身が関西Jr.をちゃんとみるようになってから、たぶんまだ5年くらいだけど、ほんとにいろんなことがあったし、いろんなひとたちがいたし、いろんな別れもあったし。それも含めて、みんな含めて、今いないひとたちも含めて、これまで関西Jr.だったひとたちみんなのお陰で、この京セラドームに来られたんだなあということをすごく思った。みんながつくってくれた花道が、ここに繋がっていたんだなあと。そういうことを感じられるのが、やっぱりドームで、特別な場所だった。

 

って、思って、これはちゃんとはてなに書こうと思っていたら、だいごくんが同じことを最後の最後に話し出したので、おもしろかった。だいごくんに言われてこう思ったんじゃないんやから!(笑)だいごくんに言われなくても、だいごくんの、みんなの、嬉しそうな顔見てたら、勝手にそう思えたよ。ありがとう。

 

だいごくん、わたしはほんとうにだいごくんを好きになれてよかった。あなたに出会えて本当によかったよ。だいごくんが真ん中の関西Jr.で、この世代で、京セラでできてほんとうによかったよ。そして、その喜びを横並びで共有できる仲間がいて、隣には、りゅせちゃんがいて、ほんとうによかったよ。全然想像してなかった未来だけど、みちえだくんが言うように、ほんの1年前でも、だれもできるなんて思っていなかった、ただの妄想でしかなかったそんな未来が、現実になったこと。それを見届けられたことが嬉しかった。あのきれいな風景をみるために、わたしは関西Jr.をすきになったんだ。ややこしい感情はぜんぶぜんぶ置いておいて。とにかく見れてよかった。生きてきてよかった、というわけで死にたいなと思いましたが生きますが。

 

あぁこれまでのぜんぶが、こんなところに続く道になってくれていたなんてね。うれしいね。たのしいね。おたくは本当に楽しいね。新しい時代が、はじまりそうですが。どきどきしちゃう、興奮しちゃう!次にまた京セラで関西をみるのがたのしみだな、たとえそこにみちえだくんがいなくとも、わたしはきっと行くだろうなと思います。相変わらず何年たっても、同じ時間でおたくとしてのわたしが立ち止まっていじけているだろうけれど、それでもその時だけは引きずり倒して、京セラにいくだろうな、関西Jr.がすきだから。未来がたのしみ、まだまだ生きちゃうぞ

 

2020年も、幸せな一年にしよう、まぁ、なるにきまってるでしょ?だってわたし、「京セラドームに関西Jr.を観に行った人間」なんだからな!!!!!!!